働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

バイト先の選択について考え方を息子と議論した話。

転職マニアの花子です。花子(@a10hon51) 

 

高校生の息子が「アルバイトをしたい。」と言い出しました。まず田舎では、サービス業しか高校生のバイト求人がありません。

 

人が仕事(バイト)を選択する基準に興味があったので、私の方が乗り気。息子と一緒にバイト先を探すことにしました。 

 

バイト先の候補


【彼が選んだバイト先の候補】

 

①チェーン店ラーメン屋:時給730円

②チェーン店すし屋:時給780円

③ケンタッキー:時給740円

 

勤務時間:週3日4時間程度勤で、月36時間程度を希望しているようです。

 

息子は「ラーメンも好きだし、ケンタッキーも食べたいなぁ。」とかお気楽なこと言ってますが、個人商店ではなく、あくまでもチェーン店での募集の話。賄い飯なんてないし、あっても有料だと思うのですが。

 

※ 余談:時給ですが、この額、ガチな額です。

 

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田舎のアルバイト時給は格安すぎ

話それますが、高校生のバイト代が安過ぎます。

 

驚くわ。( ゚Д゚)マジ…(; ・`д・´)私の地域の最低賃金。728円

 

高校生や大学生は、まだ社会を知らないから「はい。はい。」言うこと聞くし。使いやすいから、ブラックバイトが横行してしまうのがわかります。

 

時給730円だったら…
フルタイムで働いても。

1日8時間✖22日(週休二日
=128,480円安すぎるだろ!

 

なんと、ここから所得税、厚生年金引かれたら手取り10万円!?

 

頑張って、頑張って

1日10時間✖26日(週休一日

=199,264円 20万届かず。死ぬわ。※残業2時間1.25増しで計算。しかも、バイトにはボーナスなしだからね。

その上サービス残業強制されたり。

 

 

まさに「働けど働けど、わが暮らし楽にならざり」の実写版です。

 

パートの時給だって、高校生時給+20円くらいなんです。非正規雇用のシングルマザーだったら…。これじゃワーキングプアになっちゃうよ。

 

ちなみに、

ワーキングプアとは、「働いても豊かになれない。 どんなに頑張っても報われない」という、「働く貧困層」のこと。

 

わたし、差別発言で言っているわけではありません。私以前に、NPOの貧困対策支援スタッフしていました。社会の非情な現実を痛感しています。

(; ・`д・´) 

 

田舎の非正規労働者はみんな、こんな金額で働いていることが普通だってこと、知ってほしい。

 

何を基準に職を選ぶか。

 

さて…バイト先を選ぶ本題に戻ります。

まず、『時給』で比較します。

時給

息子は「やっぱ。時給高い方がいいよな。」って口走ってます。待て!待て!おまえ。

 

月36時間の短時間を希望しているため、時給の差50円は、ほぼ大差ないといっても言いでしょう。計算しても高いのと低いのとの差が月1,800円にしかなりません。

休み

つぎに『休み』。

 

「ここのラーメン屋さんはスタッフが結構いるみたい。でも、あのすし屋とケンタッキーはいつも同じ人が働いている気がする…。」

 

シフト的に余裕があって、休みを取りやすいのは、ラーメン屋かな。

 

実際に働いている方から言わせると休みの現状は違うのかもしれませんが、息子と私の見た目ではこんな感じです。

距離・交通アクセス

息子が重要視しているのは、交通アクセス。

ここは東北。冬には雪が降ります。雪が降ると自転車がのれません。しかも、電車は4時間に1本。吉幾三の『オラ、東京さいくだ‼』をリアル体験できる場所。

 

今回の候補店3店は、これを踏まえての選定です。

 

私が息子に提案したのは歩数

歩数

 

1組の客に対して何回動くかのパフォーマンスを提案しました。

(ここでは1組3名と仮定してみます。)

 

①ラーメン店:8回
→水出し、注文取り、食事提供×3人、支払いレジ、片付け。

 

②回転すし屋  :3回
→席へ誘導、清算、片付け。(支払いレジは専任担当者がいるとします)

 

③ケンタッキー:0回か1回
→カウンター注文&ドライブスルーを利用。お客様席にお品物を運ぶこともありますけどね。

 

ケンタッキーは、メイン商品がチキン。しかもテイクアウトを中心とした店。しかも、昼食時、夕食時は、ラーメン&すし屋のような大混雑はせず、来店時間が限定されないから、パニックをおこすことなく働けそう…。

 

これらを考えると、ケンタッキーがいいかも。

 

 バイトを選ぶときに、時給や給与で決めがちです。でも、実際には労力に見合った対価をいただく眼力も必要です。

 

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最終結論は本人が出す。

最終的には、駅から3分のスパーで働くことに決めたみたい。時給750円。

 

候補の3店は、飲食店だからピーク勝負時の2時間にバイトが欲しいらしく、すいている時間はバイトはいらないらしいです。そうすると高校生活と両立させるには、ちょっと難しくて…。

 

スーバーだと、すいている時間は品出し補充とかできるし、課題作業で始業に間に合いそうにない時も、連絡すれば、なんとか対処してもらえる…とか、本人なりにいろいろ考えたみたいです。

 

しかも「俺、レジ専門で入ったから、歩数換算したら、あんまり動かなし。」って言ってました。

 

実際働いてみたら、歩数はあまりなくても、上半身だけ苛酷に動かすものでしたけど。

(*^▽^*)

 

大切!職について親子で議論すること。

私は、ここで言いたいことは、若者が正社員としての職を選ぶならば、

『志』とか

『将来のポジション』とか

『安定性』とか 

いろんな視点で考えるんだど思いますが。

 

「夢」とか「額面」だけじゃなく、実務的なこともいろいろ、一緒に考えれて、アラフィフの私も勉強になりました。

 

息子が社会に出る前、高校生の今だからこそ、職業選択について、話せたことは、すごく良かったと思います。彼が30歳過ぎて転職しようとしたときには、こんな会話は成立しないですもんね。

 

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追記:この記事は2017年2月の記事をリライトしました。2017年10月から、福島県の最低賃金は、748円に改定されています。

 

2018年3月、この息子は高校を卒業して、職人の見習いとして社会人の仲間入りをしました。

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