働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

不登校は何が問題か?9月1日前に考える。

アラフィフ世代の花子(@a10hon51)です。ちょっと今日は、不登校…そんな話。

 

 

不登校支援をするNPO団体のスタッフしていた過去があります。(団体で私はフリースクール担当ではなく、災害復興支援と貧困者支援担当でしたが…。)

 

不登校児童が注目される時期

最近テレビで盛んに報道されている不登校や子供の自殺について。

 
これは、新学期の始まる9月1日に、子どもの自殺が急増する統計があるからです。

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長男が学校に行くのを拒否した話

当時、小学4年生だった長男。ある日突然学校に行きたくないと言い出しました。

 

私の住んでる場所はとても田舎です。小学校はクラス7人、全校児童30人程度の学校でした。和気あいあいとした学校で、いじめがあるわけでもなく…。

 

それでも朝なんとか諭して学校へ行っていたのですが、毎朝、登校する時間になるとうつむいて言葉を発しなくなりました。学校に相談したのですが…原因不明。

 
そのうち、朝「お腹が痛い。」と言い出しました。

 

それでも「保健室で休んでて…。」と、無理に学校に連れて行きました。

 

そのころ私は、役職を持った正社員として働いていました。長男の様子も心配でしたが仕事の方で頭がいっぱいだったのかもしれません。

 

長男に「どうしたの?」と聞くより、学校を休まれるとこちらが困るというのが優先でした。

 

頑張って学校に行っていた長男も限界だったのか、ある日の朝、家の柱にしがみついて「学校に行きたくない」と泣き出したのです。

 

小学校4年生なので、身長は130cmないくらい。でも、男の子なので、やはり力があります。

 

旦那は出勤してしまったし、私と義母で一生懸命に、息子引っ張ったのですが、柱にしがみついて離れません。(;´Д`)

 

学校に行ってもらわないと、私の方だって大事な仕事の会議に遅れてしまう。もう、気が気ではありません。

 

小さな学校だったので、学校に電話して相談したら担任の先生が迎えに来てくれました。その日は、担任の先生の説得もあり、息子は小学校へ行きました。


そんなことを連日繰り返し、息子のことで、家族もみんなヘトヘトに…。

 

旦那も「学校に行くように」と長男を叱るのですが、長男はうつむくだけ。


これを数ヶ月繰り返し、ようやく冬休みになりました。

 
不思議なことに、3学期は何事もなかったかのように、息子は学校に行くようになりました。

 

私が出社拒否症になった話


話はそれますが、私の出社拒否症だった頃の話をします。

 

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過去のブログより抜粋

私の場合、サザエさん症候群って言うんでしょうか? 日曜日の夜7時ごろから、気分が憂鬱になりだし、おちゃらけ者の私が無口になっていく症状です。

寝付くのに時間がかかり、寝たと思っても、朝方になるとうなされ、全身汗びっしょりで起きるんです。

朝、クルマで娘と息子を高校に送りながら、出勤するのですが…。車内では、胃の中の物が逆流し、運転中に何度もこみ上げてきます。会社に近づくと手が震えだします。 

疲労感も全く抜けず、目もうつろな状態で出勤します。ですから、ミスを出してしまいます。そしてまた、憂鬱な朝がきて、拒絶する体と戦うこんな状態が毎日つづくのです。

「インフルエンザにかかったことにして1週間休もうかな。」とポロッと娘に言ったこともあります。

するとすかさず「1週間休んだ後の方が、仕事たまるし。もっと行きたくなくなるでしょ。ズルしないでちゃんと仕事行きな!」と叱咤されました。

また別な日のこと。「このまま無断欠勤して、会社をフェイドアウトしたいなぁ。」とつぶやくと「それは、社会人として終わりでしょ。そんなにいやならちゃんと辞表を出して正式に辞めな!」と、またもや娘に渇を入れられました。

 

私の出社拒否症の症状は、こんな感じでした。

 

私は大人だから、職場環境になじめなかったら退職して、転職すればいいという考えがあります。

 

不登校は何が問題か? 

しかし、子供の場合は、特にこういう田舎の場合は特に、転校して新たな環境を作るというのは大変に難しいことです。

 
自分に出社拒否症という現象が起きた時に初めて、息子が学校に行けなかった時、小さな体で、こんなにも辛い思いをしてきたのだと…とても苦しくなりました

 
長男を辛くさせていたのは、「学校に行かなければいけない」という私の固定概念が、彼から逃げ場を奪い、辛くさせていたのだということに気がつきました。

 

出社拒否症を体験したからこそ、当時の長男の気持ちを考えると、今でも心が痛みます。

 

大人は自由な働き方を選べる時代に、子どもには必ず組織に属して学ぶ=学校に行くことを強制させること自体がナンセンスなんじゃないか。と、今では思えるようになりました。

 

これも私が正社員を辞め、不登校支援をするNPO団体スタッフに所属たことで、フリースクールという社会と関わりながらも、組織を強要しない学びの場を見たお陰だと思います。

 

不登校になった子どもたちは、年齢も小学生から高校生まで。フリースクールという自由な環境で学び、彼らは社会に巣立っていきます。就職する子、進学する子、留学する子とさまざまです。

 

学校にいかなければならない…。この固定概念に「なぜ?」と、子どもに関わる大人が疑問を持つことが、不登校への問題の取り組みになると思います。

 

コミュ障でも、ノロマでも…。自由に学べる場、学校以外の逃げ道があってもいいんです。


学校に行きたくなければ、行かなくてもいい。自分が出社拒否症になったからこそ、小学校や中学校という組織に属す子ども達にも、逃げ道が必要なんじゃないかと思います。

 

田舎の小学生にも逃げ道を

 

補足:私の住む場所は田舎だから、私立の小学校は一つしかありません。

公立小学校の途中で私立小学校に転校すると…。恐ろしいことに「うちの子は地元の小学校に馴染めない子なんです。」と、プラカードを持って歩いている状態になります。

田舎の噂話は、怖い。怖い。

 

だから転校とかでまったく環境を変えてしまうのでなく、学校に行けないと思う日でも、フリースクールに行った日は、出席とカウントするとか…。

 

金額的にもフリースクールは公的資金の援助がないので、利用するにも、進学コースの学習塾並みの料金がかかります。せめて、子どもクラブの料金くらいになれば、親も子どもも楽になれると思うんです。

 

これだけ不登校が騒がれているなら、学校とフリースクールの平行を認める法改正や公的支援とかされたら、子ども達の逃げ道も出来るのに…と、心から願うのです。

 

 今更だけど聞いてみた

長男は来年は成人式を迎えます。学校を拒否していた当時の話を、今、聞きいてみました。

 
花子

「どうして小学校に行くのが嫌だったの?」

 

長男

「先生が気持ち悪くて。ゾンビみたいで嫌だった。しかも教室が暗いし…。」

 

花子

「(◎_◎;)え。それだけ…。」

 

長男

「うん。」

 

いじめられたわけでもなく、なんとなく教室に入りたくなかったそうです。確かに、不気味な雰囲気の先生ではあったなぁ。

 

大人だってあるじゃないですか。なんとなく、あの人嫌い。どこが嫌いって具体的に言えないけど嫌い。すごく嫌なことされたわけじゃないけど嫌な人、いませんか?

 

あの時、彼は子供だったから、何が嫌なのか、『心の思いを言葉に変換する言語能力』も、なかったし。私が彼の心の内を聞いてあげる余裕も、スキルもなかったから。

 

彼はモヤモヤしていたんだろうな当時。

 

そんな長男も今では立派な社会人してます。

 

本日もご訪問ありがとうございました。 

 

 

 

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