働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

キャリア教育。田舎の子には限界があるんじゃないか

 【将来の相談】

本当にやりたいことがみつからない。

本当にやりたいことが見つかりません。すごく焦ります。

 

恵まれたことに、今なら何か始めればそれオンリーで打ち込める状況なのに、やりたいことがみつからない。何かになりたいんです。一つのことを極めたい。

 

目標が欲しいです。早くみつける秘訣とかありませんか?

 

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(今回の話、結論に至るまでが、とても長いです。すぐ結論を知りたい方は、目次の下から2番目をクリックしてください)

  

転職マニアの花子(@a10hon51)です。

 

中学2年の息子が職業体験学習に行ってきました。だから、今日は、子どもの仕事観を養う教育(キャリア教育)について考えてみます。

 

中学生の職業体験学習での「気づき」は何? 

中学生になると職業体験という授業があります。これは、実際に職場で働いてみて、将来の仕事に活かすというものです。

 

文科省のキャリア教育の定義は「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」らしい。
(*´・д・)エェェ~難しい。

 

端的に言うと「児童生徒一人、一人の勤労観、職業観を育てる教育」です。

 

2日間、ホームセンターで『職業体験』した息子。どんな気づきがあったのか…。転職マニアの花子はワクワク。帰ってきた息子に感想を聞いてみました。

 

花子:
「職場体験どうだった?(^^♪」


息子:
「疲れた。」

 

花子:
「なにか勉強になった?」

 

息子:
「うん。別に…。」

 

花子:
(;^ω^) それだけ…?

 

中学生との会話は、こんなものかもしれないけども、かなり味気ない。

 

日を改めて、再度確認。一言集約↓

すげーつまんね。

 

「は?何が…。」w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

 

職場の内容

1日目
①朝礼 ②挨拶「ニッキー、ウイスキー、大好き~」 ③モップ掛け ④昼食 ⑤商品揃え(品出し、前出し) ⑥終了

2日目
①朝礼 ②挨拶「ニッキー、ウイスキー、大好き~」 ③モップ掛け ④昼食 ⑤商品揃え(入荷伝票チェック、品出し、前出し) ⑥終了 

これ、大人は面白いのか? 

 ↑ 2日間、職業体験を終えた、彼の気づきはこれだったらしい。

 

特に、突然『ニッキー、ウィスキー、大好きー。』なんて挨拶しはじめたから、『この人たち、大丈夫か?』って思ったって。そうなんだ。中学生にはそう見えるのね。
(*´▽`*)

 

ゴッドハンドを持つ女

ここで余談。

私は夜勤専属でドラックストアーに働いています。彼が「つまらない。」と発言した仕事を毎日しています。

 

品出しの仕方、前出しの仕方。流通業界の会社であれば、各会社ごとにマニュアル化されています。

 

マニュアルに沿って、私もそれなりに、商品を並べているつもりなんですが、できばえも、それなりです。

 

でも、いるんですよ。職場に。
ゴッドハンドを持つ女』が…。

 

たかが、前出し。されど、前出し。

 

その人が、並べた商品棚がすごく綺麗で✨ピカピカ✨に見えるんです。ちょっと言葉で説明できないんですが、その商品棚だけ、✨キラキラマーク✨が飛んでいるような空間になるんです。

 

すると、お客さんもこの✨キラキラ感を察して、商品をカゴに入れるんです。

(;゚Д゚)ビックリ。

 

その方が言うには、「商品はお嫁さんだとします。商品をお客様にみそめてもらうには…、お嫁さんが最高に✨キレイに見える角度(きっちり正面のラベル)をお客様(婿)に見てもらえるように、1つ1つを愛情をもって並べるの。」

 

「自分が並べた商品が、お客様のカゴに入っていたら『お嫁入おめでとう』って言ってあげている」そうです。やっぱり、品出し、前出しひとつ、どういう気持ちでやるかって、大切ですよね。

 

指示されたからやる作業と、「買ってもらいたい、手に取ってもらいたい」と気持ちを込めた仕事では、仕上がりに違いが出るのは当然です。

 

(;・∀・)でも、私、日常業務に追われ、商品にこんな声かけしてあげれてない。だから、それなり。売れ行きもそれなり…。反省の日々です。

 

職業を選んだ基準は?

では、なぜ、中2の息子は職業体験先をホームセンターに選んだのだろう??

 

息子:「別にやりたい仕事なかったから…。 みんなが(職場)選んだ後で、残ったのがホームセンターだったし。選ぶのもめんどくさいから、テキトー。」

 
花子:「え?(;・∀・)そうなんだ。」

 

~お兄ちゃん(長男)の話~

長男は、中1の時から工業高校への進学を希望していました。

 

だから、中学2年生の職業体験では、地元の工場(ライン生産現場)を体験。そこで、彼は「俺は絶対、工場のラインの仕事は無理だー。」と悟ったそうです。

 

工業高校を卒業した長男は、いま、機械の整備技師みならいをしています。体力的にキツイながらも、楽しく働いているようで、親としては一安心です。

 

高校3年の就職先の企業選択のときには、中学校時代に実感した「ライン生産の仕事は無理」というのが、彼の根底にあったといいます。 

 

職業体験の保護者用通知は、7月には来ていました。 

 

中2の息子には、長男の経験も踏まえ「工業学校に進学したいなら、職業体験先は工場にした方がいいよ。」と私としては言っていたつもりでした。 


でも次男としては「ええええ。聞いてないし。」と、全く伝わってなかったらしい。

 

私が夜勤専属で夜いないし。次男も、部活だったり、友達と遊んだり、夜はテレビゲームだし。なかなかこういう話題を共有することができなかったのが、今回の反省点です。

 

昔は人気、今は不人気

友達に「娘さん。どこに職業体験行ったの?」と聞いたら、幼稚園(保育所併設)とのこと。

 

本当は別のところに行きたかったんだけど、人数が多くて外れたみたい。残っていたのが、幼稚園だから、仕方なくそこにしたんだって。

 

「行きたくねー。」って本人は言っているんだけどねと、お母さん苦笑いでした。

 

へー。(◎_◎;)今の時代は、幼稚園の先生(保母さん)不人気なんですね。これも驚きでした。

 

田舎の子どもの
なりたい仕事は?

 

小学校の三学期最後の授業参観は、将来なりたい姿(職業)について、児童1人一言ずつ発表する授業でした。

 

子どもたちが大声で口にした職業は、

医者、獣医、弁護士、アイドル、芸人、公務員、サッカー選手、看護師、保育士、ユーチューバー、学校の先生 

 私の住む山間部では小学生たちが、いろんな業種の方々と交流する機会は、ほとんどありません。

 

逆に考えると、小学生でもわかる職業ってこのぐらいの職種しかないのです。

 

大学への進学についても、田舎では大学生と関わることはありません。子どもが大学生のように学びたいという意識を作る環境は皆無です。

 

【参考資料】↓ 地方と都会との『教育機会の格差』を読んでもらえると納得です。

Vol.306 京都と福島の教育機会の格差について | MRIC by 医療ガバナンス学会

 

このように、知っている人生のサンプルが少なければ、「知らないのだからみつけようがない」のです。

 

お仕事探しま表

まずは、世の中にある仕事を知れば、自分の興味のある仕事もみつけやすくなります。

 

そんな方に『仕事探しま表』をおすすめします。興味のあるテーマから、いろいろな仕事から考えるツールです。

 

【やり方】
①真ん中に興味のあるテーマを書きます。
②周りのマスに「教える、考える、売る、つくる、管理、運ぶ、調べる、広める」と書きます。
③テーマからマスの分類を関連させて、イメージする職業を当てはめます。思いつかなければ、ネットを活用して調べてください。

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大手会社の教育、企画、販売、製造、総務、物流、マーケティング、広報の組織をもとに『仕事探しま表』は考えられました。

 

こうすることで1つのテーマから8個以上の職種が出てきます。この用紙をテーマに沿って数枚用意すれば、様々な職種を発見することが出来きるのです。

 

参考:Eテレ テストの花道 ニューベンゼミ|2017年3月27日放映|文部科学省教科調査官 長田徹 監修

 

働くことは、生涯かけてのテーマだけど…。中2の息子が社会人になるまで、あと5年。(進学は考えてないです。)

 

長いようで短い時間だから、「しっかりと思いを共有しなくては。」と思った息子の職業体験談でした。

 

本日もご訪問ありがとうございます。(;・∀・) 

 

 

 

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