働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

不安な40代。ユング心理学「人生の正午」を学ぶ。

相談:ミッドナイトクライシスかな。

思えば悔い多き、恥多き私の人生も45年。

 

息子も来春には上京し大学生になります。子どものために、頑張ってきた自負もあり、淋しさがぬぐえません。人が聞けば、「なんて贅沢な悩み。お天道様に笑われますよ」と言われそうです。

 

最近、人と付き合うのが億劫。でも、主人と二人きりでこのままでいいのかしらと不安になる毎日です。

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アラフィフ世代の花子(@a10hon51)です。

 

ネット内で…こんな感じのわたしと同年代の方の質問を見つけました。

 

私も心当たりがあるので、今日は、ユング心理学から、この質問について考えます。

 

体験ミッドナイトクライシス 

ミッドナイトクライシスとは

「これが自分の本当に求めていることなのかな?」
と自分の生きる意味を問い直さずにいられないことです。
中年の危機」ともいわれ、80%以上の人が経験するといわれます。

 

 男性ですと、会社の求める中間管理職と自分の生き方のズレを感じ、責任感からがんじがらめの自分にもがいたりします。

 

また、定年後の自分を想像すると、とてつもない不安に襲われたりするそうです。

 

女性の場合は、空の巣症候群が一般的でしょう。また体のホルモンのバランスが変化し始めるので、無性に不安感が高まる時期でもあります。

 

空の巣症候群とは

子育てがひと段落した時に陥りやすい、母親の燃え尽き症候群とも言われる空の巣(からのす)症候群。子どもが自立して巣立った様子を、ひな鳥の巣立ち後の「空の巣」に例えた状態を、「空の巣症候群」と言います。

 

私の場合は、子育てが早かったことと、若年性の更年期のような症状に30代後半から襲われていたので、40代前半はとても心が不安定な時期でした。

 

その時期が私のミッドナイトクライシスだったと思います。

 

通常は40代なかばから、50代ちょっと過ぎたあたりが、生きる意味を問い直すミッドナイトクライシスに差し掛かるようです。

 

でも私のように30代後半という早期のミッドナイトクライシスになる人もいるようです。

 

映画『ツレがうつになりまして』をみて、ツレの姿に、自分を投影して泣いてしまったこともあります。

 

そんな時に、ユング心理学の「人生の正午」という考え方に出合いました。

 

「この、ものすごい不安感、空虚感、焦燥感は、時期が来ればみんな訪れるんだ。」ということを知って、当時、心が救われたことを思い出します。

 

ユング心理学「人生の正午」

 

そこで、 心理学者ユングの「人生の正午」という考え方をご紹介します。

 

ユングは、40歳から60歳くらいまで中年期を「人生の正午」と名付けました。つまり、人生のちょうど真ん中、折り返し地点というわけです。

 

「人生の正午」の説明

 

人生の前半(0才~40才ころ)は、午前中の勢いある太陽の光のような、強い光に目がいきがち。

 

しかし、正午(40才ころ)を過ぎ、太陽が傾き始めると日の光は弱まり、影の部分に目がいくようになります。

 

つまり、中年期にはそれまで見えていなかった部分が見えるようになり、アイデンティティが揺らぎ始めるのです。

 

中年期はさまざまな喪失体験をしやすい時期と言われています。

 

自分自身に体の不調が生じてきたり、病気や怪我はもちろん、年老いた親の介護や死と直面する時期でもあります。

 

また、子どもとの親離れ、子離れをせざるを得ない環境になる時期なのです。

 

 

ユングが言うアイデンティティが揺らぐとは…。

 

今回は質問主さんのように子どもの巣立ちに際して、なんともいえない不安がある人を例に「アイデンティティの揺らぎ」を説明します。

 

「子どものために頑張る自分」を築き上げてきた方へ。

 

今から「子離れしてた方がいい」と急に言われてもどうしていいのか困惑するはずです。今まで正義と信じていたものが、災いのような扱いをされるのは、受け入れることが難しいでしょう。

 

例えば今まで「子どものためにおいしい料理を作っているのが私らしい」という人なら、「母親としての私」がアイデンティティ(生き甲斐)と言えるでしょう。

 

中年期になってくると、子どもが→→→大人に成長します。母親としての私(生き甲斐)が揺らぎ始めるのです。

 

母親という立場に重きを置いていたなら、子どもの成長とともに自分の存在価値が薄れてしまう感覚になってしまうのでしょう。

 

「人生の午後」の対処は


ユング心理学では、この課題の対処は、

人生の前半で排除してきた自己を見つめ直し、新たな自己として取り入れ、真の自己実現をめざすこと」としています。

その過程を「個性化」と呼びます。
 

 

ざっくりと説明しますと…

①40代以前の輝いていたころに執着するな。 

②40才からは自分を見つめなおし、新たな自分を取り入れる。 

③執着していたものから離れ、己が「個」として実現することを目指す

こんなことを言っているんだと思うんです。

 

個性化を実現するために

自分を見つめなおし、新たな自分を取り入れるには。今までの自分に執着しないために…。

 

なんとなく言われていることは、わかる気がするけど…。どうすればいいのかわからない。私も当時、そんな状況でした。

 

「39歳までの自分は、心の中に一旦しまっておいて、40歳から新たに生き直そう。」ふと決意しました。生き直しを記録するために、Twitterを始めました。

 

なので、私のTwitterのプロフィール文には、当初の気持ちがそのまま残っています。

 

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日々の生活がありますので、生き直そうと思っても、なかなか意識しないとできないもの。

 

だから、新しい発見があったら、Twitterに記録する。そんなことをして自分を見つめ直ししてます。くだらないツイートですけど…3つ紹介。

 

イラッとしたときに、呟く 

新しいことをやってみた、見つけた時呟く。

河原から葛のツルを持ってきて、即席プランターを作ったやつ

 40代中年に入り口で感じた日常を呟く

 当時、フォロワー数0人だったので、家計簿までツイートしました。(笑)

 

自分の日常を知ることから、己を知る第一歩になるといいですね。 

中年の危機を乗り越えて輝くために 

新たな趣味を見つけてみましょう。

 

①習い事やジムに通う。

②ブログを書き始める。

 

ちなみに私の場合は、ブログを書き始めたのは良かったです。ネタや読んでもらうための作戦とかいろいろ考えるので、ネガティブなことを考えている暇がなくなりました。

 

③新たなコミュニティに参加する。地域ボランティア、小学校の読み聞かせサークル、いろいろあると思います。

 

④インスタグラマーを目指してみる。

 

今、花子もこれ、やっているんですが。案外いいです。きれいな写真を撮ると「いいね」がいっぱいもらえるし、承認欲求を満たすのには、打ってつけです。

 

⑤旅に出る。自分を見つめなおすにはとてもいい方法です。

 

なんでもいいから、新たなことに一歩ふみだしてみましょう。

最後に

ミッドナイトクライシスの時期は、心の中が雨降り直前の雲のようなものに覆われているような感覚でした。

 

誰にでもある症状みたいだけど、なかなか人にも説明のつかない症状です。

 

どうにか、苦しくなく、この時期が過ぎることを祈っています。

 

※この記事は2017年6月に書いたものをリライトしています。

 

本日もご訪問ありがとうございます。(*^-^*)

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