働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

嵐の活動休止から…『40歳になる準備』を考える。

花子です。

 

嵐の活動休止…
みんなそれぞれに『嵐』への思いがあり、思い出があり、思い入れもあることでしょう。

 

うちの娘は小学生の頃から、嵐の大ファン。いまや、その娘も社会人3年目を終えます。

 

そう考えると、20年間トップアイドルとして、先陣を切って走り続けてきた彼ら「ありがとう」という賞讃の言葉しかみつかりません。

 

今日は、嵐の活動休止から…『40歳の年齢になる準備』を考えてみたいと思います。

 

嵐の活動休止

1月27日、突如発表された嵐の活動休止。

 

リーダーの大野智が「一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」とメンバーに持ち掛け、話し合いを重ねた結果、2020年12月31日をもって1つの区切りを打つことになったという。

 

決断をする時、どの時点で『事』を起こすのか? ものすごく大切だと思います。

 

嵐の場合、2020年オリンピックに向けて、アンバサダーの仕事も入っていただろうし、20周年と2020年…響きがいいことも、休止時期を決断する一つのポイントなのだと思います。

 

特に、2020年オリンピックに向けては個々に、仕事を請け負っていて…。

 

相葉雅紀くんのNHKでスポーツ応援番組「グッと!スポーツ」は、運動音痴、あまりスポーツ観戦しない私でも、スポーツの楽しさがわかる番組でとても好きです。

www4.nhk.or.jp

 

今回の活動休止、Twitterでは #大野くんの夏休み とタグ付けされて前向きな応援の声が多いです。

 

大野さんが2017年6月に、「自分の嵐としての活動は終えたい」と4人に切り出したことによるという。

 

ここでも、大野さんが述べたのは、「一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」との思いだった。 

 

大野君はどうなんだろう。

事務所を辞めなかったこと、組織を離れなかったこと。きっと…、すごく、組織を離れてみたかったのではないか?

 

2019年1月27日の決断発表では、組織に残ることで、落ち着いたようでありますが…。

 

 ミッドライフクライシス

ミッドライフクライシスという言葉を聞いたことがありますか?

 

人生の残り時間を意識し始める30代後半。

 

今までの自分の生き方や価値観では、ここから先は通用しない…。そんな心の危機的状況に陥ることをミッドライフクライシスと言います。

 

ミッドライフクライシスは、男性にも女性にも起こるもの。

 

これが自分の本当に求めていることなのかな?」と自分の生きる意味を問い直さずにいられないことです。


「中年の危機」ともいわれ、80%以上の人が経験するといわれます。 

 

嵐の活動休止は、大野くんを「自由にさせてあげよう」という単純な解釈ではない気がします。

 

それよりも、誰しもがあたる年齢による壁。

 

30代の後半になると80%以上の人が経験する『ミッドライフクライシス』という心に不安を抱える症状に、目を向けてみましょう。

 

 

ユング心理学「人生の正午」

ミッドライフクライシスについて、心理学者ユングの「人生の正午」という考え方をご紹介します。

 

ユングは、40歳から60歳くらいまで中年期を「人生の正午」と名付けました。つまり、人生のちょうど真ん中、折り返し地点というわけです。

 

人生の前半(0才~40才ころ)は、午前中の勢いある太陽の光のような、強い光に目がいきがち。

 

しかし、正午(40才ころ)を過ぎ、太陽が傾き始めると日の光は弱まり、影の部分に目がいくようになります。将来が不安になりやすくなる時期です。

 

つまり、中年期にはそれまで見えていなかった部分が見えるようになり、アイデンティティが揺らぎ始めるのです。 

 

大切な人生の転換期なのです。

 

大野君の話に戻りますが…。

 

彼は、13歳10ヶ月でジャニーズ事務所に入所して、18歳11ヶ月でデビューをしています。

 

しかも、ストイックな職人気質。

「どっちつかずに逃げれるのが嫌だったの。学校行ってたから出来ませんとか、Jr.やってるから学校行けませんとか。」

 

こういう理由で、3日で高校を中退したというのも有名な話。

 

13歳から18歳まで、デビューに向けてストイックに下積みをつづけ、その後20年間スターであり続けたのですから…。

 

30代で、ミッドライフクライシスに陥るのも、自然の心理といえるでしょう。

 

 

ミッドライフクライシスの解決法

ユング心理学では、この課題の対処を、

人生の前半で排除してきた自己を見つめ直し、新たな自己として取り入れ、真の自己実現をめざすこと」としています。

その過程を「個性化」と呼びます。
 

 ざっくりと説明しますと…

①40代以前の輝いていたころに執着するな。 

②40才からは自分を見つめなおし、新たな自分を取り入れる。 

③執着していたものから離れ、己が「個」として実現することを目指す

こんなことを言っているんだと思うんです。

 

具体的にどうすればいいのか…。それは、十人十色。答えはありません。

空の巣症候群から抜け出す方法

 

私自身がミッドライフクライシスに陥った時、人にも理解してもらえない…暗い落とし穴に入り込んでしまったようで、とてもつらかった時期があります。

 

そんな時、糸井重里さんのエッセーに励まされ、何度も何度も、読み返しして。元気になったので…。

 

今回はその糸井重里さんのエッセイをご紹介します。

 

帰る場所は必要か?

私、花子の話。プロフィール記事から抜粋させてもらいます。

10年位前、田舎じゃ、そこそこ大きい会社で正社員として働いていました。

 

ポジションも、やりがいも、かなり充実した会社だったと思います。今思えば、ワーカーホリックという病だったと思います。

 

そんな頃、東日本大震災がありました。未曾有の災害で…。

 

なにを差し置いても、仕事第一だった私の思考にも天変地異が起きました。40歳を目前という時期も、気持ちを変えることに大きく関わっていると思います。


定年まで、この会社で働くんだろうな…と、漠然と思っていました。

けど、頭の中のシャボン玉がパチンと割れたように、はっと目が覚めた感覚になりました。

 

震災の復興支援をしたい」と衝動的に退職…。

 

同僚たちは、「40歳ちかくで正社員を捨てて大丈夫?」と、円満退社ではあるけれど、安定した職(?)をすてる私を、真剣に心配してくれました。


当時の上司には「任期が終わって、戻ってきたかったら、その時は、うちの会社に戻ってこいよ」と言っていただきました。本当にありがたいです。

 

仕事を辞める不安よりも、退職する前までに引継ぎ事項を完結させることで、頭がいっぱい。不安とか言っている暇がありませんでした。

 

転職して驚いたこと。
いざ、転職して驚いたことは、異国に来たくらい世界がかわるってこと。

 

仕事中毒人間=プライベート廃人が、プライベートの存在に気付くことは、ヘレンケラーが「ウォーター」に気付いた時の衝撃に近いと思います。

 

その後、5年間プータロー(フリーター)のように、職を転々、副業をバリバリ楽しんで…、現在はドラックストア夜間専属の登録販売者として勤務しています。 

 

 

わたしは上司から「…その時は戻って来いよ。」との言葉をもらったから…。

 

さらに上を目指して。40歳過ぎてから、国家試験(登録販売者)に挑戦して。

 

いろいろもがいて、いまの自分があります。

 

上記で述べた大野君のこと。

大野君はどうなんだろう。

事務所を辞めなかったこと、組織を離れなかったこと。きっと…、すごく、組織を離れてみたかったのではないか?

 

憶測で書かせていただきますが…。

大野君は、『休止』という言葉で「みんなに申し訳ない」っという思いが、今現在はかなり強いでしょう。

 

でも、数年後、かならず、もどる居場所があることに…その場所がある意味を見出せるのではないでしょうか。 

 

人生の転換期なのだから、今、もがいてみる。大切なことだと思います。

 

さいごに

今回は、嵐の活動休止とミッドライフクライシスについて、思うところを書いてみました。

 

嵐というスターの問題ではなく、自分の人生の意義…。人生をかけた永遠のテーマですね。

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