働くこと、時々、自律神経のことを考える。

転職マニア&Tポイント収集家。著者はADHD発症中の登録販売者です。働くこと、薬と健康のこと、雑記もあります。

腸に制御されている私たちの体の話

登録販売者の花子です。またまた腸の話。

 

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腸内フローラって何?

私たち<ヒト>の腸内には、多種多様な細菌が生息しており、それらはなんと、1,000種1,000兆個以上。

 

特に小腸から大腸にかけて、これらの様々な細菌が種類ごとにグループを形成してまとまり、腸の壁面にすんでいます。

 

顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。

 

腸内細菌の種類や数は食事や生活習慣・人種・年齢などにより異なるため、『腸内フローラ』も人それぞれ違います。

 

参照:腸内フローラってなに? | 乳酸菌とおなかのこと | ビオフェルミン製薬 このサイトの動画がわかりやすいです。

 

腸内にびっしりと生息している腸内フローラと呼ばれる多様な最近は、想像以上に体全体と密接に関係しています。

 

腸内フローラは全身に影響する

血液

腸に届いたものはエネルギーにされ、さまざまな代謝物質を作り出します。それらの一部は腸から吸収さて血液に入ります。

 

人間の内臓はすべて血管でつながっているため、吸収された代謝物質は、全身をめぐります。

 

良いものも悪いものも送られるため、人間の生命活動に大きく影響するのです。

 

食べ物の変換工場

食べ物やサプリメント、薬などが腸内フローラに届いたときに、そこでどんな物質が出来るかを知り、体にイイものを作らせることが重要です。

 

反対にバランスの崩れた腸内フローラからは悪い物質が生まれ、リスクにつながるでしょう。

 

大腸がんリスク

腸内フローラとの関係が報告されている病気の一つに大腸がんがあります。

 

国立がん研究センターによると、2018年の大腸がんの患者予測は約15万2100人。

 

胃がん、肺がんを抜いて第1位です。

 

近年の増加は、食習慣の変化、特に欧米化に伴った高脂肪、高カロリーの食事が原因と言われています。

 

腸と免疫疾患

腸内フローラの多様性が低かったり、ある種腸内細菌がいなかったすると、免疫システムがキチンと構築されないことがあります。

 

これにより、花粉症やアトピーなどのアレルギー、リウマチなどの自己免疫疾患につながることがあります。

 

日本人の花粉症や食物アレルギーが増えていますが、清潔な生活環境と引き換えに多くなったとも考えられます。

 

とくに3歳までの幼児期に腸内フローラの多様性が高いと、アレルギーになりにくくなるというデータもあります。

 

腸と肌の関係

肌の状態にも腸内フローラが作り出す代謝物質が県警することが知られています。美肌を作るなら腸内環境は重要です。

 

腸内フローラを元気にして美肌作りをする「菌活」という言葉もあります。

菌活トレーニングはこちら

 

その他、糖尿病や動脈硬化、脂肪肝、肝がんなどの生活習慣病も腸内フローラが関係すると推測されています。

  

腸と脳の関係

腸内フローラの変化は脳にまで影響を及ぶことが知られています。

 

それを「脳腸相関」と呼びます。人間はある意味腸内フローラに制御されているともいえるのです。

 

脳に感じたストレスが腸に伝わり、便を運ぶために収縮する『ぜんどう運動』に変化を及ぼします。

 

その結果、下痢や便秘が起こり、腸内環境全体が変わり、腸内フローラのバランスも乱れてしまうのです。

 

入試や大事な会議の前など、緊張やストレスがます場面で起こりやすくなります。

 

こうした関係から「腸は第二の脳」と呼ばれています。

 

多くの場合は、もともとの腸内フローラのバランスも良くないため、少しのストレスでも症状が大きく出やすいのだと考えられます。

 

(参考資料:慶応大学先端生命科学研究所特任准教授・福田真嗣先生談)

 

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